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走れGenG

スキー&スノーボード2004-2005

2010年 10月 19日 ( 6 )

レポート番外編(その2)

世界の恵まれない子供たちに楽器を贈る運動「海を渡る風」プロジェクトの一環として行われている「笑顔が待っているツアー」が今回ベトナムを対象としたことで、僕にはいろいろ考えさせられることがありました。
僕にとってベトナム支援というのは、ベトナムがアメリカと戦争していたときに遡ります。
あの時代と今は全く状況が違いますが、仮にあの時代に僕らが笛や太鼓をベトナムの子供らに持って行ってそれを進呈したとして、それを貰う子供によって反応は違うでしょうがいろいろ可能性のあるリアクションが考えられます。
その1例:
その子が実はゲリラであった場合・・・僕が欲しいのは笛じゃぁない。手榴弾を1個貰えたら、よっぽど有難いのに。
別の例:
地雷で吹き飛んでしまった足を補う義足が欲しい。
さらに別の例:
薬が必要、食糧が必要・・・結局のところお金で貰えるのが有難い、などなど。
平和になって復興の段階であれば、楽器も悪くはないし、戦場に楽器を贈ることも悪くないかも知れません。
しかし、もし戦争が続いていたら、やっぱ楽器じゃぁないんだろうなぁ。

もう一つ、ベトナム特有の問題。
まぁ、戦争は終わっているのだから一般的に復興期にあるわけで楽器を贈ることに意味はありますが、一方でベトナムの場合は戦争の後遺症があって、それを癒すのには何がもっとも必要なのかといことを考えたばあいに、現時点でも楽器なのかどうか・・・。
枯れ葉剤のダイオキシンによる奇形児の誕生、今回、自由行動時間にツーズー病院を訪れて知ったこと・・・奇形児の誕生は終戦直後と比べて減ったけれども続いている。
昔、テレビの仕事でしばしば取材した第6障害児センターにも行ってみました。
孤児の障害児が380人、家庭がある障害児200人がそこで生活していました。
戦争の後遺症の犠牲者である彼らが、おそらく最も支援を必要としているのでなないだろうか。
彼らに楽器を贈ることに意味はあります・・・障害の程度によって楽器が彼らの助けになるでしょうから。

僕のツアー参加は3回目。
1回目がフィリピンで2回目がマレーシアでした。
ストリートチルドレンや障害児たにち楽器を届けるってことになんらの疑問も感じませんでしたが、今回は僕がかつて深くかかわっていたベトナムだったことで、改めて援助について考えてしまいました。
日本の子供たちが使わなくなった楽器を集める→磨いたり修理をしたりして、使えるようにして世界の恵まれない子供に贈る、この行動は善です。絶対的に善でしょう。
マングローブの植林なんてぇのも絶対的に善でしょう。
しかし、自分自身がどいういう善にプライオリティーを置くか、そこに相対的な善みたいなもんが感じられます。
街頭や駅前でカンパを集めている人がいます。
以前のほうが多かったけれど、カンボジア難民支援だの三宅島の被災者支援てぇのもありました。
かなり押しつけ的な連中もいて「困った人を助けることになぜおまえは協力しないのか」とまるで金を出さない者は悪人であるかのような言い方をすることもありました。
はい、僕は楽器を磨いているし、それを東南アジアに届けに行ってますから、善人です。
いまはそう胸を張って言えるのか・・・な?
いやいやいやいや、まぁ、楽器に限らず、なにかいいことをしたから「許される」というのは、もともと人間には原罪があって、それを償うという行動パターンであり、究極的には免罪符を買えばよいというところに落ち着いてしまいます。
確かに、僕は罪深い。
年間に何10万というお金をつぎ込んでスキーなんぞをしているわけですから、その金をスーダンあたりの子供らに贈ったら、栄養失調で死んでいく子供の命をどれだけ救えることか・・・。
自分だけがいい思いをしている現状、その現状を否定的に評価するのがイヤなもんだから開き直って享楽主義者と自称して、それはもう怪しからんわけ。
ま、そこんところまで話をひろけてしまうと収拾がつかなくなります。
だもんで、取り敢えず享楽主義は不問にすることにしまして、話を戻しますと・・・なんで楽器なの?
一つのこたえ=そこに楽器があるから。
いい答えです。
だから楽器はこれからも贈るべきでしょう。
けど、どこのどういう子供たちに贈るのが一番適切か、というところについてはもっとシビアに考えるべき問題のように思います。
「来年はカンボジア」って決まっているようです。
なぜカンボジアか?
楽器を待ち望んでいる子供たちがいるから、というのであればそれでよいと思います。
しかし、今回はなんでベトナムだったのだろう?
by gggggen3 | 2010-10-19 23:45

レポート(その3)10月16日午前

初日の午前から午後にかけてはベタな市内観光。
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バスの窓から高層ビルが遠くに見えたりすると18年のブランクを感じます。
だけど、場の空気は変わっていないというのが僕の印象。
で、観光先はまず永厳寺というお寺。
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ホーチミン市の歴史はたかだか300年ちょいですから、さほど重みのある寺仏閣なんぞはありません。
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僕なりに収穫だったのは、信者さんが読経するためにお経のコピーが用意されていたのを頂戴したこと。「阿弥陀経」という冊子だけれど般若心経も入っていたりして、なかなか興味深いものがあります。
それと、お寺の前で鳥かごに燕をゴッソリ入れてあって1羽につき1万ドン払うと、これを飛ばすことができて、燕を飛ばすと願い事が叶うのだそうです。
だもんで、15羽を飛ばしたのでした。
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さて、みんなの願いごとは叶うのでしょうか・・・。
僕の願いごとはたぶん叶うでしょう。
「なにかいいことがありますように」って願いですから。
次に訪れたのが「統一会堂」・・・旧南ベトナム大統領官邸「独立宮殿」です。
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解放戦線の戦車がこの正門を突き破って攻め込み、ベトナム共和国大統領が降伏したのが1975年4月30日。
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あれから35年の歳月が流れたわけ。
僕は最初の大学進学で物理学科に入って落ちこぼれ、再受験したのが1971年。
ジャーナリストにでもなりたいと思って、外語大のベトナム語科に進学したのでした。
ベトナム戦争が毎日報道されていた時代だったので。
で、卒業とほぼ同時にベトナム戦争が終結したのです。
大学を出てから、いろいろ紆余曲折があって、今こうしてまたベトナムに来ています。
今回のツアー、僕にとっては僕の記憶を辿るノスタルジックな旅です。
この独立宮殿、さらにはサイゴン大教会や中央郵便局・・・こういったところは昔ながら全く変わっておりません。
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郵便局では絵葉書を買って、その場で書いて切手を貼って航空便で自宅あてに送りました。
さぁ、何日かかって家に着くのでしょう。
午前中はこのあと観光客向けのお土産店「ミス・アオザイ」に寄ったのでした。
pandaさんはアオザイをオーダーしたようです。
by gggggen3 | 2010-10-19 21:28

レポート(その2)10月16日朝

モーニング・コールを午前7時にお願いしてあったけれど、6時半に目が覚めたので朝の散歩に。
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ホテルの前が下水道工事中ってことで、道がひどいことになっています。
しかし、こういう工事現場付近のひどさってぇのがベトナム的で「民度の低さ」みたいなものを感じます。
そして、ほれ、この公衆電話・・・
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なんと電話機が盗まれています(確証はないけどたぶん盗まれたのだと思う・・・当局が修理のために撤去したならこんな姿じゃないだろうから)。
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ここいら辺り、ダメな人たちだと思わざるを得ません。
ま、そんなことはさておき、ベトナム人は朝、路上で外食するのが多く、それが意外に美味しかったりします。
僕らがその昔ホーチミン市に長期滞在していたときも、ホテルの朝食を取らずに路上でベーコンエッグを焼いてもらって食べたりしていました。
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そんな風景を見て、新聞スタンドで今日の新聞を買って、ホテルに戻ったのでした。
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ホテルに戻ってビュッフェスタイルの朝食。
大して美味くもない朝メシですが、僕にとって初モノが一つ。これだけは収穫です。
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やすさんが食べていたんで、それなぁにって聞いてザクロみたいだという回答を得たのですが、ちょっと違う。
あとで知ったのですが、これがパッションフルーツなのでした。
by gggggen3 | 2010-10-19 20:01

レポート(その1)10月15日

成田に集合、チェックイン。
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機内の座席はバラバラ。
団体旅行らしくないけど、まいっか。
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この日は、このあと飛行機に乗り込んで機内食を食べて・・・
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約5時間半でタンソンニュット空港に到着。
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投宿したホテルはRAMANA Saigonってところ。
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ベトナム観光総局が4ツ星に認定したお墨付きのホテルですが、内容はとっても4ツ星ではなく、しかも場所は不便(多分、多額の賄賂を積んで4ツ星認定を受けたんだろうと思う)。
僕自身、宿泊にこだわりがないからRAMANAでも構わなかったけれど、決して人サマにはお薦めしません。ともあれ、まぁ無事にチェックインして初日は終了したのでした。
by gggggen3 | 2010-10-19 19:08

僕とベトナム人(レポート番外編)

写真の整理はまだこれから。
ドドドド~っとパソコンに取り込んだところです。
で、写真入りのレポートを書く前に、今回感じたことの一つ(前から感じていることでもあります):
何故か、僕はベトナム人のハートを捕えるのが得意。
昨夜、タンソンニュット国際空港で出国手続きを終えてショッピングもしてまだ待ち時間があったからお茶をすることになって、pandaさんやらやすさんが先に陣取っていたカフェの一角に合流し、飲み物を注文しようと思ってメニューを見たらもっとも安いもので3ドル。
ウェイターのおじさんにミネラルウォーターの値段を尋ねたらそれも3ドル。
まぁ、空港内の値段だから今から思うとそれほど高くないけれど、僕のアタマの中にはベトナムの物価がちょろっとインプットされちゃっていて、たまたまチョロンのお寺近くのミネラルウォーター卸売り店で真代さんのリクエストで真代さんの支払いにより購入した500ミリのペット、あれが12本で100円だったのが鮮明に記憶に残っていて、仕入れで10円もしないものが約260円で売られているのに抵抗を感じたのでした。
で、ウェイターさんに「水が3ドルなんて高いね~、んじゃ何にも頼まないでここに座ってていいかな?」って尋ねたらOKとのこと。
で、そのうちpandaさんやらが頼んだアイスクリームが配膳されまして、加えて僕のところにはグラスのお水が・・・。
なんて親切なんだろう・・・何も注文しないお客にタダでお水を出してくれるなんて。
んでも、僕はベトナムではメチャ親切にされるのです。
章さんが免税店で酒とたばこをドルで買ったんだけど、その後になって財布かポケットに大量のドンが残っていることが判明。もいちど免税店に戻って事情を話したら、残っていたドンをドルに替えてくれたけど、それも普通はそんなこたぁしてくれないと思われます。
タクシーの運転手でも(主としてオートバイ・タクシー)、町のレストランのウェイトレスでも雑貨屋さんの店員でも、不思議なほどに僕を大切にしてくれます。
まぁ、僕が外国人なのに一生懸命にベトナム語を話しているってのが好感を得ているのでしょう。
僕自身は必ずしもベトナム人をみな好きなわけじゃぁありません。
まぁ、一人ひとりが悪いわけじゃぁないけれど「なんて浅ましい人たちなんだ」なんて感じさせられることが多々あったりもして、どうもベトナムが好きになれないってぇところがあります。
でも、ベトナム人は僕のことを好いてくれます。
それはそれで、とても有難いことだと思います。

正味3日間のホーチミン市滞在でしたが、温かいホスピタリティーに恵まれ、ほんとに心地のよい滞在でした。
そして、全く違和感なくベトナム社会に溶け込んでいるカメレオン的な自分の姿に改めて驚いたりもしています。
by gggggen3 | 2010-10-19 18:51

帰国(そして昼寝)しました

ベトナムから帰りました・・・朝帰り、午前7時40分成田着。
帰宅して眠かったので速攻で昼寝して今目覚めたところ。
腹減ったのでラーメンでも食いに出ます。
その後、写真を整理してベトナム・レポートにぼちぼち取りかかります。

18年(もしかして17年かも)ぶりのホーチミン市。
僕にとっては思い出を辿るノスタルジック・ツアーでした。
高層ビルが建ったり、変貌を遂げたかのホーチミン市ですが、遠い記憶に残るだけかと思ったあれこれが、昔とちょっと姿を変えただけだったり・・・感慨深いものがありました。
ドクくんを初め、懐かしい面々にも会うことができたし。
あの頃と同じように、市のなかに溶け込んでしまう自分も再確認しました。
美味しいものをいっぱい食べました。
買い物もごっそり。

もちろん、子供たちに楽器も届けたし
子供たちと一緒にベトナムの童謡を歌ったし・・・
いい旅でした。
by gggggen3 | 2010-10-19 16:13



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